女性9人に対する強姦(ごうかん)致傷や強制わいせつなどの罪に問われた、さいたま市桜区山久保2、無職、間瀬典史被告(34)に対し、さいたま地裁は1日、懲役17年(求刑・懲役20年)を言い渡した。下山保男裁判長は「被害者の受けた恐怖感を考慮すれば、刑事責任は重大」と述べた。
判決によると、間瀬被告は03年6月~05年6月、東京都板橋区や埼玉県和光市などで、主に1人暮らしの女性を狙ってアパートに侵入。計9人に性的暴行などを加えた。間瀬被告は帰宅中の女性の後をつけて1人暮らしを確認し、後日押し入っていた。【山崎征克】
毎日新聞 2006年6月1日 東京夕刊