日本陸上競技連盟は12日、東京都内で理事会・評議員会を開き、ドーハアジア大会(12月)の優勝者に100万円(リレーは各選手50万円)の報奨金を贈ることを決めた。アジア大会の位置づけを高め、選手の意欲向上にもつなげる考え。
活躍が期待できる選手を優先的に選考するため、代表選考の目安となる標準記録も決めた。02年釜山アジア大会や昨年アジア選手権の3位程度に設定され、この突破者が日本選手権(今月30日開幕)で優勝すれば代表に内定。内定者以外も標準記録に近い選手から選ぶ。女子円盤投げは日本記録を超える58メートル00となるなど、最近のアジアのレベル向上を反映し全体的に高めに設定された。
毎日新聞 2006年6月12日 17時47分