岩手県洋野(ひろの)町種市の山林で母娘の他殺体が見つかった事件で、会社員、上野友紀さん(25)の死因が、母親の会社員、上野紀子さん(52)と同様、首を絞められたことによる窒息死とみられることが27日、県警久慈署捜査本部の司法解剖で分かった。友紀さんの額には外傷もあった。捜査本部は、死体遺棄容疑で逮捕した青森県八戸市沢里、塗装業、若林一行容疑者(29)を容疑が固まり次第、殺人容疑で再逮捕する方針。
調べでは、紀子さんと友紀さんの遺体は自宅から南西に約5キロの山林に、毛布のような布に包まれて放置されていた。【安田光高】
毎日新聞 2006年7月27日