2008年北京五輪組織委員会の劉淇会長はこのほど、五輪入場券は国内外合計で約700万枚を発売するとの見通しを明らかにした。中国主要メディアでの発言を新華社電が8日までに伝えた。
劉淇会長は「より多くの一般市民が実際に五輪を見られるように十分考えている」と強調。開会式や閉会式、人気種目の決勝を除いて低価格に抑える方針を示したほか、青少年向けの優待券発行も検討していることを明らかにした。
価格や最終的な発行計画は国際オリンピック委員会(IOC)の承認が必要。9月以降、優先購入契約を持つ業者向けに販売を開始し、一般向けには来年前半から販売するとしている。(北京・共同)
毎日新聞 2006年8月9日