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福岡追突転落:同乗の少年、容疑者の飲酒運転黙認か

ひき逃げ容疑などで逮捕された福岡市職員、今林大(ふとし)容疑者(22)運転の乗用車に同乗していた友人の少年(19)が事故当時、泥酔状態だったことが分かった。少年は事故直前まで容疑者と複数の店で焼酎などを飲んでいたという。福岡県警は少年が容疑者の飲酒運転を黙認していた可能性があるとみて、近く本格的に事情を聴く方針。

 調べでは、今林容疑者と少年は25日午後9時半過ぎ、同市東区のスナックで焼酎を飲み、カラオケを10曲ほど歌った。その前にも別の店で飲食を共にした。スナックは同10時半ごろ退店し、今林容疑者の車で市中心部に向かう途中、一家5人が乗るRVに追突した。今林容疑者からは呼気1リットル中0.25ミリグラムのアルコール分が検出され、酒気帯び状態だったが、少年は歩行困難なほど酔っていたという。

 県警は、容疑者の飲酒運転を依頼したり、黙認していなかったか、少年から聴取するとみられる。

毎日新聞 2006年8月28日

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