パイレーツの桑田真澄投手が、ねんざした左足首の不安を抱えながら登板することになった。17日のツインズ戦に中継ぎとして1~2回投げることが15日、決まった。
前日は故障してから初めてブルペンで投球を行ったが、この日はノースロー。「投げた後の様子をみたかった」と説明する一方で、肝心の足首については「完ぺきではない。気をつけなきゃいけない感じ」。投手と野手との連携プレーに加わったが「動きに怖さがある」と話した。
このままブルペンでの投球練習をせずに登板する可能性が高いが「長い間、野球をやっていますから大丈夫」と言い切る。投球自体はいい調整ができているだけに「試合感だけはキープできるよう、続けて投げていきたい」。
メジャー生き残りに向け、残された時間はあとわずか。今は1試合でも多くマウンドに立ち続けるしかない。(共同)
毎日新聞 2007年3月16日 9時50分