プロ野球各球団が08年のドラフトから「希望入団枠」を廃止することで一致したことを受け、ロッテのバレンタイン監督は22日、今秋のドラフトで同枠を使用しない意向を示した。前日の代表者会議でもヤクルトの倉島今朝徳専務が使用自粛の意向を示している。
バレンタイン監督は「昨年から(希望入団枠が)間違ったシステムと感じていた。違法に使った球団があったのは明らか」と指摘し、「(希望入団枠を)正しい形で使っていたチームも(今年は使わないと)明言してもらえればと願う」と、他球団の追随をうながした。
毎日新聞 2007年3月23日 3時00分