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“全球温暖化是个大误会。捷克虽然在京都议定书上签了名，但我认为那是个悲剧性的错误。”
2007年2月14日，在日本捷克建立邦交50年之际，随同商务代表团赴日的捷克共和国总统瓦茨拉夫·克劳斯 (65岁)在东京内幸町日本记者俱乐部招待会上，这样回答了我关于全球温暖化对应的提问。
捷克在2004年加盟欧洲联盟(EU)，其国内也有来自日本的丰田汽车和松下电器产业等企业。总统在任职首相期间也曾到访过日本，此番为促进双方经济交流赴日，总统本人对日本经团连和日本工商会议所等经济界首脑表示了友好。可是，2年后将成为EU主席国的捷克总统，对批准EU和日本带头防止全球温暖化的京都协议表示异议的发言，让众人大吃一惊。我1980年作为华沙兼维也纳特派员多次访问过捷克，但是听到这个回答，觉得与设想中的作为中欧发达国家首脑对参与推进地球温暖化对应的发言，大相径庭。
克劳斯总统1941年6月出生于布拉格，布拉格经济大学毕业后，留学意大利、美国。在捷克斯洛伐克科学院研究所工作，还担任过该科学院预测研究所主任研究员。在1989年捷克发生天鹅绒革命后，担任捷克斯洛伐克联邦财务部长，1992至97年担任首相。2003年3月就任总统，在小泉前首相访问捷克时领队欢迎。在14日的记者招待会上强调“在这个10年里，日本进入捷克的企业数量从49家增加到了182家。共产主义时代已经被淡忘，捷克已经成为普通的欧洲国家”，但对于京都议定书却表示了异议。
1997年，为防止全球温暖化世界各国的代表聚集在京都，制定了削减温暖化原因的二氧化碳(CO2)排放量的国际规定，由EU和日本审批，这就是京都议定书。克劳斯总统表示异议的根据是“全球温暖化言论缺乏科学根据”，他断定这是“是有理智的人应该拒绝的概念”。将成为EU主席国元首的总统，明确表示了对有该国政府签名的京都议定书的批判。今后事情不会简单收场。
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【长谷川洋三简介】
经济记者。
BS Japan解说委员。
1943年东京出生。原日本经济新闻社编辑委员，日本大学院客座教授，学习院大学临时讲师。 TV东京“谜姆冒险”、BS日本电视“直击！第一名的决断”、广播日经“探访梦企业”“Watch·The ·Company”的主要主持人。有很多企业经营者的朋友，特别是在企业分析和人物评议上得到公认。著作有《韦尔奇的哲学〈日本复活〉》，《卡洛斯·戈恩叙述〈5个革命〉》(皆为讲谈社+α文库)，《雷克萨斯 丰田的挑战》(日本经济新闻社)，《想在戈恩手下工作吗？》〉(日经商务人文库)等多数。 |
「地球温暖化はひどい誤解だ。チェコは京都議定書に署名したが、悲劇的な間違いだと思う」――。
日本、チェコ国交樹立50年を機にビジネス代表団を伴って来日したチェコ共和国のヴァーツラフ・クラウス大統領（65）は2007年2月14日、東京・内幸町の日本記者クラブでの会見で地球温暖化対応について質問した私にこう答えた。
チェコは2004年に欧州連合（EU）に加盟し、日本からもトヨタ自動車や松下電器産業などが進出している。首相時代にも来日したことのある同大統領は、双方の経済交流活発化をねらいに来日し日本経団連や日本商工会議所など経済界首脳に愛想をふりまいた。しかしＥＵや日本が地球温暖化防止の先導を切ろうと批准した京都議定書に、2年後にはEU議長国になるチェコの大統領自ら異論を唱えた発言に周辺はびっくりした。1980年代にワルシャワ兼ウィーン特派員としてチェコを何度も訪問したことのある私としても、中欧の先進国首脳として地球温暖化対応推進に踏み込んだ発言を予想していただけに意外な返答だった。
クラウス大統領は1941年6月プラハに生まれ、プラハ経済大学を卒業後、イタリア、米国に留学。チェコスロバキア科学アカデミー研究所に勤務し、同アカデミー予測研究所主任研究員を務めたこともある。1989年のチェコのビロード革命後、チェコスロバキア連邦財務相を務め、1992年から97年にかけては首相にもなった。2003年3月に大統領に就任し、小泉前首相のチェコ訪問の際には歓迎陣の先頭にたった。14日の記者会見では「この10年間に日本企業のチェコ進出企業の数は49社から182社に増えた。もはや共産主義の時代は話題にものぼらず、チェコは普通の欧州の国になった」と強調したが、京都議定書については不協和音をかもしだした。
京都議定書は1997年、地球温暖化防止のため世界各国の代表が京都に集まり、温暖化の原因とみた二酸化炭素（CO2）の排出量削減を決めた国際取り決めで、EUや日本が批准している。クラウス大統領は異議を唱える根拠として「地球温暖化議論は科学的言動を欠く」と指摘し、「理性に富む人は拒否すべき概念だ」と断じた。さて自国政府が署名し、EU議長国の元首となる大統領が明言した京都議定書批判発言。今後尾を引くのは間違いない。
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【長谷川洋三プロフィール】
経済ジャーナリスト。
BSジャパン解説委員。
1943年東京生まれ。元日本経済新聞社編集委員、日本大学大学院客員教授、学習院大学非常勤講師。テレビ東京「ミームの冒険」、BSジャパンテレビ「直撃！トップの決断」、ラジオ日経「夢企業探訪」「ウォッチ・ザ・カンパニー」のメインキャスターを務める。企業経営者に多くの知己があり、企業分析と人物評には特に定評がある。著書に「ウェルチの哲学「日本復活」」、「カルロス・ゴーンが語る「5つの革命」」(いずれも講談社＋α文庫）、「レクサス トヨタの挑戦」（日本経済新聞社）、「ゴーンさんの下で働きたいですか 」（日経ビジネス人文庫）など多数。
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