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在处理泡沫经济遗留下来的不良债券方面,地方银行应该说是比大银行情况要好一些,但最近风向开始转变,地方银行看上去有些像是在苟延残喘。
九州的地方银行就已经开始动摇。地方上的强势银行中,福冈银行及在熊本县有自己总行的第二地方银行熊本家族银行市其中的两家。2006年5月12日,福冈银行对媒体说,他们将替熊本家族银行偿还从国家那里拿到的资金,在明年春天设立持股公司,合并两家银行。4月28日,大分县的第二地方银行---丰和银行从总部设在福冈市的西日本城市银行那里获取了30亿日元的资本援助,他们对媒体说,国家公共资金将注入到该行中。
熊本家族银行从国家那里获取的资金为300亿日元(第一回第二种优先股份4000万股,2014年3月1日为转换成普通股票的日子),福冈银行将其全部从整理回收机构那里收购了下来(1股788.79日元,总额315亿5160万日元)。
提前偿还国家资金已经成为最大课题
福冈银行总店设在福冈市中央区天神。九州的金融机关能够重组吗? 在记者招待会上,熊本家族银行行长河口说:“我们最大的课题是提前偿还国家资金。从我们银行目前的收益能力上看,在期限之内偿还这部分资金是没有问题的,但考虑到将来,我们决定一下子(把国家资金)还完,这样我们的经营能更有主动性。”
福冈银行也有一种危机感。福冈县的旁边是山口县,山口银行在该县下关市有总店,并对北九州市具有很大的影响力。另一方面,由于旧西日本银行与旧福冈城市银行合并,诞生了西日本城市银行后,福冈银行的作用一下子就小了许多。西日本银行准备把长崎银行收为子公司,并准备把大分县的丰和银行也纳入麾下,这样一来,福冈银行想要扩大收益将愈发困难。而大银行正以福冈市为中心发动着新的攻势。
众所周知,九州经济圈中福冈县和熊本县占了一半的势力,从这个经济规模来考虑,福冈银行要想把熊本地方全部纳入麾下,采取对熊本家族银行的行动,是很自然的。
福冈银行的谷正名行长在12号的记者招待会上说,“如果能和我们共同使用同一个商业模式的话,我们是准备扩大合作范围的。”从中可以看出,该行在九州地方银行中,出于重组的“关键”地位。
亲和银行在长崎县佐世保市有自己的总店,它也接受了国家资金的注入。现在该行环视一下周边的地方银行,那里大都有了由福冈银行出身的人在担任行长,亲和银行的存储资金规模不大,估计最终会被福冈银行或者是西日本城市银行这两家九州两大银行中的一个“吞噬掉”(一位规模很大的地方银行干部说)。
能靠自己的努力偿还国家资金的,只有横滨银行一家
现在在接受国家资金后,面临重组的都是一些地方银行。国家资金已经成为他们在银行中的一个枷锁,只有尽早偿还了,才能从金融当局的监视中逃脱出来,这种愿望在地方银行那里越来越强烈了。
经济开始有起色后,大型银行争先恐后地把国家资金还给了国家,但受地方经济影响的地方上的银行,让它们偿还国家资金则不那么容易。能完全还给国家的只有横滨银行及与关西城市银行合并后的关西爽快银行、由山口银行代为偿还资金的广岛县红叶银行。
最近,在银行业务统一成一体的前提下,和歌山银行决定与其同在和歌山县内的纪阳银行合二为一。八千代银行在东京都设有总店,该银行的国家资金由住友信托银行代为偿还,靠这个方法找到了偿还国家资金的方式。真正地能像大银行那样靠自己的努力偿还国家资金的,目前只有横滨银行一家。
JIN商务新闻做了一项调查,发现现在接受了国家资金注入的地方银行中,有以下几家:北陆银行、北海道银行(北北金融集团)、西日本城市银行、千叶兴业银行、东日本银行、岐阜银行等11家。在经营上破产的枥木县的足利银行,已经被一时收为国有。
人们常说,在首都圈内,在地方较大的城市中有地盘的地方银行,先后已经成为外资金融机关觊觎的对象,如果大型银行加强对地方城市的攻势的话,它们能收购到地方银行,而这种并购是它们扩大盈利的一条“近路”。从全日本的情况看,地方银行界的重组已经成为了一个必然趋势。 |
バブルの不良債権処理に悩むメガバンクよりも、健全性では上回るといわれていた地方銀行だが、どうも様子がおかしい。これまでが、単なる先送り策で延命していただけだったようだ。
九州の地方銀行が揺れている。地銀の大手、福岡銀行と熊本県に本店を構える第二地銀の熊本ファミリー銀行は2006年5月12日、福岡銀が熊本ファミリー銀の公的資金を肩代わりし、来春メドに持ち株会社を設立して経営を統合する、と発表した。4月28日には、大分県の第二地銀、豊和銀行が福岡市に本店を置く西日本シティ銀行に30億円の資本支援を仰いだうえで、国の公的資金を資本注入すると発表したばかりだ。
熊本ファミリー銀が受け入れている公的資金(第1回第二種優先株式4,000万株、2014年3月1日が普通株式への転換日)は300億円で、それを福岡銀行が整理回収機構から全額(1株788円79銭、総額315億5,160万円)買い取った。
公的資金の早期返済が最大の課題
福岡銀行が本店を置く福岡市中央区天神。九州の金融機関は再編されるのか 記者会見で、熊本ファミリー銀の河口頭取は「公的資金の早期返済が最大の課題だった。当行の収益力から期限内での返済は十分可能ではあるが、将来を考えて(公的資金を)一気に返済し、前向きな経営を図ることがよいと判断した」と話した。
福岡銀にも危機感が募っていた。福岡県に隣接する、山口県下関市に本店を置く山口銀行は、北九州市で大きな存在感を示してきた。一方、旧西日本銀と旧福岡シティ銀が合併して誕生した西日本シティ銀行はスケールで肉薄している。すでに長崎銀行を子会社として保有しており、これに大分県の豊和銀をも傘下に収めるようなことになると、福岡銀は収益拡大の場を失いかねない。福岡市を中心とする、メガバンクの攻勢も厳しさを増す。
九州経済圏は福岡県と熊本県で約5割の経済規模を有することを考えれば、福岡銀が熊本エリアを抑えに動くことは、いわば当然の成り行きともいえる。
福岡銀行の谷正明頭取は12日の記者会見で、「ビジネスモデルが共有できる相手であれば、提携先を拡大していきたい」と、同行が九州の地銀再編の“核”となることに含みをもたせた。
長崎県佐世保市に本店を置き、公的資金を受け入れている親和銀行(九州親和ホールディングス)には、おのずと目が向くし、周辺の地方銀行の中には福岡銀が歴代頭取を送っている銀行や、預金量規模の小さな銀行もあって、いずれ福岡銀と西日本シティ銀の“九州ビッグ2”に「飲み込まれてしまう」(大手地銀の幹部)との観測もある。
自助努力で返済したのは横浜銀しかない
いま、再編劇の矢面に立っているのは、公的資金の資本注入を受けている地方銀行である。銀行経営の足かせである公的資金を早く返済して、金融当局の監視の目から逃れたい思いは日に日に増しているはずだ。
景気回復とともに、メガバンクはすでに公的資金の返済競争に入っているが、地元経済の浮沈が経営を左右する地方銀行は返済見通しすら立っていないところが少なくない。完済したのは、横浜銀行と、関西アーバン銀行と合併した関西さわやか銀行、山口銀行が公的資金を肩代わりした、広島県のもみじ銀行。
最近では和歌山銀行が同じ和歌山県を拠点とする紀陽銀行に経営統合を前提に引き受けてもらい、また、東京都に本店を置く八千代銀行が住友信託銀行に肩代わりしてもらうことで返済への道筋をつけている。つまり、メガバンクのように自助努力で返済したところは横浜銀しかない。
JINビジネスニュースの調べでは、現在、公的資金の資本注入を受けている地銀は、北陸銀行と北海道銀行(ほくほくフィナンシャルグループ)、西日本シティ銀行、千葉興業銀行、東日本銀行、岐阜銀行など11行。経営破綻した栃木県の足利銀行は一時国有化されたままだ。
首都圏や、地方でも政令指定都市を抱える地銀には外資系金融機関が虎視眈々と狙いをつけているとも聞く。地方都市へ攻勢をかけるメガバンクも地銀を買収すれば、それが収益拡大に“近道”になる。地銀業界は全国的にみても再編の火ダネがくすぶっている。 |