岡山県倉敷市のJR山陽線の踏切で大型トラックが立ち往生し電車と衝突した事故で、トラックは過去に数回の故障を繰り返し、昨年12月に修理していたことが13日、運送会社への取材で分かった。この事故で同県総社市の専門学校生の男性(21)が重体となり、ほか17人がけがをした。
運送会社によると、トラックは三菱ふそうトラック・バス製で2012年5月に新車で購入し、故障を数回繰り返したという。県警玉島署は変速機が故障した可能性もあるとみて調べている。
過失往来危険容疑で現行犯逮捕されたトラック運転手の古川徹容疑者(49)は「エンジンはかかっていたが、アクセルを踏んでも進まなかった」と話しているという。〔共同〕