【ファルン(スウェーデン)=共同】ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、スウェーデンのファルンで行われ、複合個人ラージヒルで渡部暁斗(北野建設)は7位だった。前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)の9位から、トップと32秒差で出た後半距離(10キロ)で追い上げを図ったが、メダル争いに加われなかった。
飛躍で首位に立ったベルンハルト・グルーバー(オーストリア)が距離で逃げ切って優勝した。飛躍4位の渡部善斗(北野建設)は18位。加藤大平(サッポロノルディックク)は20位、初出場で21歳の渡部剛弘(明大)は28位だった。
距離女子20キロリレーはノルウェーが3連覇。アンカーを務めたマリット・ビョルゲンが今大会2個目、世界選手権通算最多に並ぶ14個目の金メダルを手にした。日本は出場しなかった。