集英社の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」シリーズの公式店舗「ジャンプショップ」の路面店が広島市に開業した。中国5県では岡山県倉敷市の商業施設内に続く2店舗目で、路面店は国内初。修学旅行生や外国人など国内外からの観光客の利用を想定、商店街活性化にもつながる有力コンテンツになりそうだ。
店舗は同市中区の広島本通商店街に面しており、店舗面積は約110平方メートル。コミックのほか、キャラクター商品など5000点をそろえる。運営はベネリック(東京・港)が担う。広島が国内10店舗目となる。
出店に合わせ、地元書店チェーンの広文館(広島市)と協力した期間限定キャンペーンも実施する。特定の買い物をすると、ステッカーが入手できたり、オリジナルのトートバッグがもらえたりする。限定グッズを売りにして互いの集客につなげたい考え。広文館金座街本店では4月12日まで、ジャンプ作品の複製原画の展示もする。
「NARUTO―ナルト―」や「ONE PIECE」など、ジャンプの掲載作品は国内外で認知度が高い。