女性は「お金を使うことしか知らない」と思っている人がいるなら、それは間違いだ。「中国ビューティフルライフ大調査(2020―21)」の統計によると、投資の分野を見ると、女性は決して男性に引けを取っていない。中国中央テレビ局(CCTV)のビジネスチャンネルが報じた。
各種投資を見ると、男性は株や金などの貴金属などのアクティブ型投資を、女性よりも明らかに好んでいた一方で、女性は、保険や銀行の資産運用商品などのインデックス型投資を、男性よりも明らかに好んでいた。
損している割合は女性が男性下回る
女性たちは証券投資でどれほどの収益を得ているのだろうか?大調査によると、女性が投資で損失を出している割合は、男性よりも低く、利益を出している、または利益も出ていないが、損もしていないという女性は男性よりやや多かった。
南方VS北方は前者に軍配
大調査は、中国南方エリアと北方エリアに分けて、女性の証券市場での投資を比較している。そして、南方エリアの女性は、細かくそろばんをはじくのが得意で、投資収益が北方エリアの女性よりも多かった。大・中の36都市の女性の投資利益ランキングトップ3を見ると、上海、合肥、杭州だった。
手元にあるお金を、各都市の女性たちはどの分野に投資しているのだろうか?
最も投資が好きなのは山東省済南市の女性で、不動産や株、先物取引、金などの貴金属などの投資品目のランキングでいずれもトップに立っていた。
投資信託を最も好んでいたのは黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市の女性。
保険に投資するのを最も好んでいたのは北京の女性。
銀行の資産運用商品に投資するのを最も好んでいたのは江西省南昌市の女性。
もちろん熱心に投資している女性もいれば、投資には関心のない女性もいる。投資の意向が最も弱いのは雲南省昆明市の女性で、「投資はしない」を選んだ割合が49.52%と、中国全土の女性の平均水準を21ポイント上回った。以下、陝西省西安市、内蒙古(内モンゴル)自治区呼和浩特(フフホト)市の女性と続いた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月8日