政府は13日、競技用空気銃を扱える年齢の下限を14歳から10歳に引き下げた改正銃刀法の施行日を4月1日とする政令案を閣議決定した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、エアライフル、エアピストルの種目で低年齢からの選手強化を目指す。
警察庁によると、特例で所持が認められた10歳以上19歳未満の選手が練習する場合、射撃練習場の管理者は選手や指導員の氏名などを備え付けの帳簿に記し、両者に通知しなければいけない。
旧銃刀法では、14歳以上でなければ空気銃を使用できず、競技団体の要望を受けて改正案を臨時国会に提出。昨年11月に成立した。〔共同〕