【シドニー=高橋香織】16日のシドニー外国為替市場で円相場は前週末同時点(121円25~35銭)から5銭円安・ドル高の1ドル=121円30~40銭で始まった。
ユーロ円相場は前週末同時点(128円85~95銭)から1円60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=127円25~35銭で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前週末同時点(0.7695~0.7705ドル)から反落し、1豪ドル=0.7620~0.7630ドル。対円では前週末同時点(93円40~50銭)から90銭円高・豪ドル安の1豪ドル=92円50~60銭で始まった。原油価格の下落が資源通貨である豪ドルの重荷となっている。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にドル高が続くとみている。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル総裁補による今日午前9時(豪東部時間、日本時間同7時)からの講演にも注目が集まっている。
ニュージーランド(NZ)ドルは前週末同時点(0.7380~0.7390ドル)から続伸し1NZドル=0.7620~0.7630ドル。対円では前週末同時点(89円50~60銭)から60銭円高・NZドル安の1NZドル=88円90銭~89円00銭。