現地時間の29日、米ウォルト・ディズニーは米国国内のテーマパークの従業員2万8千人をリストラすると発表した。全従業員の25%に当たるという。
ディズニーは、「非常に残念なことだが、新型コロナウイルス感染症が引き続き業務に深刻な打撃を与えているため、リストラに踏み切らざるを得なかった」と説明した。
リストラ対象のうち67%がパートタイムの従業員で、一部の管理職やフルタイムの正社員も対象リストに入っているという。
米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が同州のディズニーランドの再開を認めなかったため、約3万1千人の従業員が無給で休業させられている。フロリダ州のディズニーランドは再開したものの、入園者数は予想を下回っている。
報道によると、ディズニーは労働組合との交渉を開始した。しかし従業員約2万人が労組に加入しておらず、この2万人は4月から無給休業の状態だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年9月30日