危険ドラッグの原料を中国から輸入したとして、警視庁組織犯罪対策5課は20日までに、自営業の清水雅之容疑者(33)=東京都新宿区=を薬事法(現医薬品医療機器法)違反(輸入)容疑で逮捕した。清水容疑者はインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」を支払いに使っていたという。
組対5課によると、清水容疑者は「未規制の薬品を輸入するつもりが、名前を間違えて規制品を発注してしまった」と容疑を否認している。逮捕容疑は昨年9月、危険ドラッグの原料約500グラムを中国から輸入した疑い。
組対5課によると、清水容疑者は昨年5月以降、税関に顔料などと偽って危険ドラッグの原料を約40回にわたり輸入していたという。