【NQNシンガポール=日高広太郎】23日のシンガポール株式相場はもみ合いで始まった。主要株価指数であるST指数は前週末比1.21ポイント(0.00%)高の3413.65で始まった。その後は売り買いが交錯し、下げに転じる場面もあった。シンガポール時間9時すぎ(日本時間10時過ぎ)の時点では、前週末終値前後で推移している。シンガポールドルも米ドルに対して横ばいで推移している。
23日未明に「シンガポール建国の父」と呼ばれるリー・クアンユー元首相が死去したと発表された。ただ市場では「リー・シェンロン首相ら次世代の政治家がすでに国の実権を掌握していることから、相場への影響は限られるだろう」との見方が多い。