東京商品取引所の2015年３月期の連結経常損益は7000万円程度の黒字（前期は８億7600万円の赤字）になる見通しだ。売買高が14年10月以降にやや回復したほか、子会社の日本商品清算機構（ＪＣＣＨ）の金利収入が増え２期ぶりに経常黒字を確保する。

売上高に相当する営業収益は５％減の27億円程度になるもようだ。１日平均の売買高は９万2000枚程度（枚は最低取引単位、金は１キロ）と、5000枚前後減る…