スターフライヤー（ＳＦＪ）は６日、北九州市立大学（北九州市）と連携協定を結んだ。同大学は学生が地域の現場に出向いて様々な課題の解決に取り組むなど、現場実習重視のカリキュラムを持つ「地域創生学群」などが特徴。インターンシップ（就業体験）の拡充や講師の派遣などを通じ、国が掲げる地方創生を担う人材の育成に一役買う。

連携するのは、人材育成や地域振興のほか、地球環境や社会貢献の４項目。まず現在実施しているインターンシップについては、受け入れ人数を２人から増やすほか、受け入れ期間も数カ月単位に伸ばすなど拡充を検討する。

このほかの具体策については今後協議する。ＳＦＪは「地域貢献などでの協力に加え、就活学生向け航空券など若者向けの商品開発にも知恵を貸してもらえれば」と期待する。

ＳＦＪはこれまでに鹿児島国際大学（鹿児島市）や長崎外国語大学（長崎市）、筑紫女学園大学（福岡県太宰府市）とも連携協定を結んでいる。