兵庫県警は21日までに、同県西宮市今津西浜町の海岸で、人の右上腕部の骨が見つかったと明らかにした。近くの川では3月に成人とみられる女性の肘から先の両腕や脚の付け根のようなものが見つかっており、県警はDNA型鑑定で同一人物かどうかを調べ、周辺の捜索も進める。
捜査1課によると、司法解剖の結果、骨は片端が破損していた。死因や性別、年齢は不明。18日午後1時ごろ、両腕などが見つかった津門川の河口から約100メートル東の海岸に打ち上げられているのを、近くを散歩していた高校1年の男子生徒(15)が見つけた。
両腕などはB型の女性と判明しており、身長140センチ台の小柄な成人とみられる。〔共同〕