大阪府市大都市局は23日、市を分割、再編する「大阪都構想」の橋下徹市長による住民説明会の入場者数が22日までの9日間で2万270人に達したと発表した。同日までに実施した全会場で定員を超える市民が来場しており、同局は各会場近隣に別会場を用意してインターネット中継を流すなどの対応を取っている。
同局は都構想の協定書(構想案)の説明会を14日から26日まで実施している。22日までに27会場、計1万2670人分の定員を用意したが、別会場でも入りきれずに帰る市民もいたという。
23日は住之江区など3会場で開催。24~26日は定員1千人以上の大規模な会場でも開く予定で、同局は「なお定員を超える来場者が予想される。別会場を設けるなどすべての方が説明会に参加できるよう対応する」としている。