米アップルの腕時計型ウエアラブル端末「アップルウオッチ」の販売が24日、始まった。アップル直営店は事前にオンラインで予約を受け付けて配送しており、恒例の大行列はできなかった。店頭で引き渡す家電量販店や百貨店の一部では新商品を一刻も早く手にしようとする消費者が列をつくった。

24日は９カ国・地域で一斉に出荷が始まる。時差のため日本は米欧に先駆けて発売した。

ビックカメラ有楽町店（東京・千代田）には午前10時の開店前に20人強が並んだ。事前の予約者は開店と同時にカウンターで受け取り、アップルコーナー内の試着スペースは購入を検討する人が群がった。

税別４万2800円のスポーツタイプを購入した相模原市の男性（45）は「朝７時半から並んだ。早速いろいろな機能を試してみたい」と話した。