資料写真
夜間にライトアップされた幻想的な万里の長城を鑑賞することができる「2020年北京長城文化フェスティバル」が8日、八達嶺長城で開幕した。同イベントは2ヶ月後の10月7日まで、毎週金曜日と土曜日に開催され、この期間に八達嶺に足を運ぶと、「夜の万里の長城」という独特の景色を楽しむことができる。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
八達嶺長城の観光プロジェクト「ナイトツアー万里の長城」は、大型消費促進キャンペーン「京範児(FUN)消費シーズン」の重要な一環で、北京の消費シーズンのナイトタイムエコノミーの発展を促進するほか、「万里の長城文化ベルト」のコンテンツを豊富にするのが狙いだ。文化フェスティバル開催期間中、毎週金曜日と土曜日の午後7時半から9時半まで一般に開放される。入場には予約が必要だ。今年の中秋節(旧暦8月15日)と国慶節(建国記念日)である10月1日にも特別に開放される。
万里の長城は、1987年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)により、世界遺産に登録され、中国の第一陣の世界遺産となった。万里の長城の北京区間は全長520キロで、うち八達嶺長城は訪れる観光客が最も多い人気観光地となっている。
観光客数を制限するために、八達嶺長城の管理部門は2019年6月1日から予約制を採用しており、事前にネット上で実名予約する必要がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月11日