【ＮＱＮロンドン】12日のロンドン株式相場は大幅続落。ＦＴＳＥ100種総合株価指数は前日終値に比べ96.05ポイント（1.37％）安の6933.80で引けた。構成銘柄の約９割が下落した。

欧州債利回りの上昇を背景に、欧州各国株が下落した。

航空のイージージェットは10％近く下がった。通期業績見通しに慎重な見方を示したことが響いた。同業のインターナショナル・エアラインズ・グループも軟調だった。

アストラゼネカやグラクソ・スミスクラインなど医薬品株も全面安。金融株も売られるなか、銀行のＨＳＢＣホールディングスと保険のアヴィヴァ、資産運用のアバディーン・アセット・マネジメントの下げが目立った。

半面、通期決算を発表した信用調査のエクスペリアンは３％高。鉱業のフレスニージョとアントファガスタも買われた。英政府が一部保有株を売却した銀行のロイズ・バンキング・グループも上がった。