東日本旅客鉄道(JR東日本)と西武鉄道、京浜急行電鉄は台湾の主要鉄道である台湾鉄路管理局と組んで、日台縦断のスタンプラリーを開く。8月から約1年間、続ける予定。ラリーを通じ国内3社は、台湾からの誘客を狙う。
JR東は東京駅と台湾鉄路の新竹駅が「姉妹駅」の関係にあるほか、西武と京急はそれぞれ台湾鉄路と事業連携を進める協定を締結している。スタンプラリーの実施でさらに連携を深める。
スタンプはJR東京駅のほか、西武の西武秩父駅(埼玉県秩父市)や京急の羽田空港国際線ターミナル駅(東京・大田)などに設置。スタンプを集めると特典を用意する予定だ。
また、西武と京急は台湾鉄路との協定を記念した乗車券を発売する。西武は6月7日に販売を始め、国内と台湾の両方で利用できる。1セット1000円で、2000セットの限定販売。
京急は1セット1500円で、京急線の一部区間で使える。今月24日発売で、鉄道グッズが賞品のくじを付ける。