日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月13日初日・両国国技館)の新番付を発表し、10場所連続で東正位の横綱白鵬が貴乃花に並ぶ史上4位の在位49場所となった。1位は北の湖の63場所。他の横綱は鶴竜が西、右肘負傷で名古屋場所を途中休場した日馬富士が東に座る。
新三役はなく、栃ノ心が18場所ぶりに小結に返り咲いて東に就いた。右膝の大けがで西幕下55枚目まで落ち、戦後1位の低地位から三役にカムバックした。西小結は隠岐の海。東関脇は先場所10勝の栃煌山が2場所連続で、西関脇は2場所ぶり復帰の妙義龍が務める。
大関陣は大関2場所目の照ノ富士が初めて東正位に座り、豪栄道も東。西は稀勢の里と、先場所で辛くもかど番を脱した琴奨菊の順となった。
21歳の大栄翔が新入幕を果たした。追手風部屋からは遠藤以来5人目で、今場所の幕内最年少となる。再入幕は3人。元関脇の朝赤龍が17場所ぶり、千代鳳と蒼国来は2場所ぶりに復帰した。新十両は元学生横綱の正代で、東農大からは双大竜以来9人目。大翔丸、旭大星、希善龍が十両に戻った。〔共同〕