【ニューヨーク=共同】お色気を前面に出しつつ著名人の硬派インタビューでも知られる米誌プレイボーイが来年3月から女性ヌード写真の掲載を見合わせる誌面刷新に踏み切ることを決めた。13日付のニューヨーク・タイムズ紙などが報じた。
インターネットでヌードが簡単に見られる時代になった点が大きい。プレイボーイはウサギをデザインしたロゴで世界的に知られるが、ヌード掲載を続けた場合、ロゴの権利料の収益に悪影響が出かねないとの判断もあった。
米国では1972年11月に700万部を売り上げる人気を誇ったが、現在は約80万部まで落ち込んだ。53年の創刊時は女優のマリリン・モンローが表紙を飾った。かつては日本版もあった。
昨年8月、同誌のウェブサイトでヌードの掲載をやめたところ、閲覧者の平均年齢は47歳から30歳に若返り、閲覧者の数も大きく伸びた。