2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の愛知県豊田市開催の機運を盛り上げるイベントが3日、名古屋市で開かれた。繁華街・栄にある商業施設「オアシス21」に人工芝のミニラグビー場を設け、タックルやスクラムをしない「ストリートラグビー」の実演試合を実施。子供たちもパス回しなどで楕円球に親しんだ。
イベントは県や豊田市などでつくる開催支援委員会が開いた。実演試合ではトライが決まるたびに会場から歓声が沸いた。試合を見ていた愛知県豊橋市の主婦(40)は、長男(10)をラグビースクールに通わせているといい、「ラグビーが盛り上がってきたので、(8歳の)娘にも7人制ラグビーに挑戦させようと思っている」と話した。
長男(4)が参加した名古屋市の主婦(34)は「子供もラグビーのルールは知らないが、経験者と一緒に遊んでもらい、興味を持ったみたい」と笑顔だった。