お見合い会場(撮影・曾志強)。
「東洋のバレンタインデー」イベントとも言われている「恩施土家女児会」は、湖北省恩施市石灰窯地域と大山頂地域に伝わる土家(トウチャ)族の伝統的な民族風習で、毎年旧暦7月12日に行われ、すでに400年以上の歴史を誇り、今では恩施州の代表的な民族祝祭日になっている。今年の女児会は、洞下槽村をメイン会場に、梭布埡石林景勝地、紅土郷石窑、稲池の3ヶ所をサブ会場として、8月29日と30日の両日で開催された。人民網が伝えた。
「女児会」は、「歌を仲人に、自分でパートナーを選ぶ」のがその大きな特徴で、参加者の多くが未婚の若い男女で、彼らは歌を贈り合うことで意中の人を探り当て、デートの約束をして、互いに思いを伝え合う。
この現在まで受け継がれてきた美しくロマンチックな民族風習は、男女のお見合いの日となり、民族団結、文化融合、観光経済貿易の繁栄を祝うイベントに発展している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年8月31日