【ニューヨーク=共同】米大リーグは6日、フリーエージェント(FA)選手と今季所属した球団との独占交渉期間の最終日を迎え、マリナーズが岩隈久志投手に1580万ドル(約19億4千万円)の1年契約を提示した。
提示されたのは「クオリファイング・オファー」制度の規定額で、年俸上位125選手の平均額。デービス内野手と元プロ野球中日のチェン投手はオリオールズから、グリンキー投手はドジャースから提示を受けた。
選手は13日までにオファーを受け入れるかどうかを決める。ただ、この制度が導入されてから昨年までの3年間で合意した選手はいない。
規定額での契約を拒否しても旧所属球団との交渉は可能で、青木宣親外野手、川崎宗則内野手らを含め、すべてのFA選手は7日から全30球団と交渉できる。