「中国天文年歴」によると、北京時間7日午前7時14分に、二十四節気の19番目「立冬」を迎える。この頃になると、池や湖の水、そして大地が凍り始める。また、日照時間が短くなり、風が強くなる。新華社が報じた。
資料写真、西渓国家湿地公園(撮影・胡鑑)。
歴史学者である天津社会科学院の研究員・羅■偉氏(■はさんずいに樹のつくり)によると、毎年、11月7日か8日に「立冬」を迎える。二十四節気の19番目の節気にあたり、冬の6つの節気の1番目となる。中国の民間の習慣では、この日から冬が始まると見なされる。「立冬」を迎えると、風が穏やかで日がうららかでポカポカした「小春日和」の日も時々あるものの、冬型の気圧配置が強まり、寒気の活動が活発になる。
「立冬」前後は、インフルエンザなどの呼吸器感染症が流行しやすく、暖かい服装をするように気をつけるほか、健康的なライフスタイル、生活習慣を心掛け、多くの人が集まる場所を避け、手洗の励行や換気、マスク着用、ソーシャル・ディスタンスの保持なども心掛けなければならない。羅氏は、「栄養補給のほか、睡眠時間を増やし、陽気を養うと良い」とアドバイスしている。(編集KN)
10月6日、秋冬シーズン初の降雪が観測された松潘県黄竜風景名勝区(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。
「人民網日本語版」2020年11月6日