【ニューヨーク=共同】米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が19日に発表され、ナ・リーグは初の本塁打王に輝いたナショナルズのハーパー外野手が全米野球記者協会会員の30の1位票を独占して初選出された。23歳での受賞は史上4番目の若さ。ア・リーグは自身初のタイトルとなる打点王を獲得したブルージェイズのドナルドソン内野手が初めて選ばれた。
ハーパーは153試合に出場し、打率3割3分、42本塁打、99打点をマークした。満票での選出はリーグ7人目で、23歳は史上最年少。
29歳のドナルドソンは158試合で打率2割9分7厘、41本塁打、123打点と活躍。1993年以来の地区優勝の原動力となった。
ナの2位はゴールドシュミット内野手(ダイヤモンドバックス)で、3位はボット内野手(レッズ)。アの2位はトラウト外野手(エンゼルス)、3位はケーン外野手(ロイヤルズ)だった。
日本選手への投票はなかった。