【ロンドン=共同】男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPツアー・ファイナル最終日は22日、ロンドンでシングルス決勝が行われ、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)に6―3、6―4でストレート勝ちし、史上初の4連覇で5度目の優勝を果たした。賞金206万1千ドル(約2億5300万円)を獲得し、四大大会3勝を含めて今季ツアー11大会を制した。
ジョコビッチは第1セットから好リターンと守備力で主導権を握り、第2セットも最多6度の優勝を誇るフェデラーの反撃を抑えた。昨年の決勝は同じ顔合わせでフェデラーが負傷棄権した。
ダブルス決勝はジャンジュリエン・ロイヤー(オランダ)ホリア・テカウ(ルーマニア)組がロハン・ボパンナ(インド)フロリン・メルジェ(ルーマニア)組を6―4、6―3で下し、初優勝した。