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3月21日、肘タッチで中国の医療支援チームメンバーを歓迎するセルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領(写真左、撮影・石中玉)。 |
現地時間今月21日午後7時半、専門家6人からなる中国の医療支援チームがセルビアのベオグラード・ニコラ・テスラ空港に到着した。同チャーター機には、中国政府が緊急調達した人工呼吸器やマスク、検査キッドなどの医療物資・衛生用品十数トンが積み込まれていた。到着後、チャーター機から降りてきた医療チームのメンバーを、アレクサンダル・ヴチッチ大統領、衛生省長官、国防省長官などの政府高官らが出迎えた。ヴチッチ大統領も自ら肘タッチで、歓迎し、心からの感謝の気持ちを表した。中国中央テレビと新華網が報じた。
その後、ヴチッチ大統領は中国の国旗にキスして、セルビアが困難に直面している時に支援の手を差し伸べた中国政府と国民に対する感謝の気持ちを示すシーンも見られ、その場にいた人々を感動させた。
セルビアの新型コロナウイルス感染拡大対策をサポートする中国の専門家グループは広東省疾病予防管理センター、人民病院、中山大学附属第一病院、中山大学附属第三病院などから派遣された伝染病科や呼吸・危重症医学科、感染科、心理科などを専門にする6人で構成されている。編集KN)
「人民網日本語版」2020年3月23日