卓球のワールドツアー上位選手が出場するグランドファイナルの女子ダブルスで準優勝した伊藤美誠(スターツ)平野美宇(エリートアカデミー)組が14日、リスボンから羽田空港に帰国した。国際卓球連盟が最も躍進した選手に贈る「ブレークスルー・スター」を大会直前に受賞した伊藤は「ふさわしい選手になりたい」とさらなる活躍を誓った。
「みうみま」ペアは来年1月の全日本選手権で当面は一区切りとなるという。伊藤は「また組めると信じている」と話し、平野は「全日本では絶対にメダルを取りたい。優勝を目指して頑張る」と意気込んだ。
大島祐哉(早大)は森薗政崇(明大)と組んだ男子ダブルスとU―21(21歳以下)のシングルスを制した。「本当にうれしく思う」と笑みを浮かべた。〔共同〕