2016年3月26日に開業する北海道新幹線の運行ダイヤの概要が16日分かった。東京―新函館北斗(北海道北斗市)を4時間2分で結ぶ最速の列車は、東京発の下りが1日2本、新函館北斗発の上りが同1本となる。平均所要時間は4時間19分。
東京―新函館北斗を直通運転する「はやぶさ」は1日10往復20本。最速列車の下りは、東京発午前8時20分(新函館北斗着午後0時22分)と午前9時36分(同午後1時38分)。上りは新函館北斗発午後5時21分(東京着午後9時23分)。いずれも途中の停車駅は大宮、仙台、盛岡、新青森。
東京行きの上り一番列車は午前6時35分に新函館北斗を出発、東京発の下り一番列車は同6時32分発となる。
はやぶさは、宇都宮や福島、郡山に停車させるよう沿線自治体などから要望があったが、現在の東北新幹線のはやぶさと同様、仙台と大宮の間の駅はすべて通過する。JR北海道は18日にダイヤを正式発表する。