Jリーグは21日、東京都内で年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」を開き、最優秀選手賞にはJ1年間優勝の広島で主将を務めた青山敏弘(29)が初めて輝いた。今季33試合に出場した守備的MFはリーグ最多得点、最少失点のチームを攻守両面で支えた。
ベストイレブンには青山を含め広島から最多の3人が選ばれた。G大阪の遠藤保仁(35)は歴代最多を更新する12度目となり、鹿島の金崎夢生(26)と広島のドウグラス(27)は初選出。浦和の西川周作(29)は4年連続、槙野智章(28)は5年ぶりで、史上初めて3年連続でJ1得点王に輝いた川崎の大久保嘉人(33)も入った。
最優秀ゴール賞には第1ステージ第17節の鳥栖戦で、青山がボレーで決めたミドルシュートに決まった。
各賞受賞者は次の通り。
▽最優秀選手賞 青山敏弘(広島)
▽ベストイレブン GK 西川周作(浦和)▽DF 槙野智章(浦和)太田宏介、森重真人(ともにFC東京)塩谷司(広島)▽MF 金崎夢生(鹿島)遠藤保仁(G大阪)青山敏弘(広島)▽FW 大久保嘉人(川崎)宇佐美貴史(G大阪)ドウグラス(広島)
▽得点王 大久保嘉人(川崎)
▽ベストヤングプレーヤー賞 浅野拓磨(広島)
▽最優秀ゴール賞 青山敏弘(広島)
▽フェアプレー賞・高円宮杯 広島
▽フェアプレー賞 J1 甲府、横浜M、松本、G大阪、鳥栖、川崎、山形▽J2 金沢、北九州、徳島、愛媛、岡山▽J3 盛岡、秋田、長野
▽フェアプレー個人賞 谷口彰悟(川崎)中沢佑二(横浜M)
▽最優秀監督賞 森保一(広島)
▽最優秀主審賞 西村雄一
▽最優秀副審賞 相楽亨
▽Jリーグ・ベストピッチ賞 デンカビッグスワンスタジアム、豊田スタジアム、IAIスタジアム日本平、北九州市本城陸上競技場
▽功労選手賞 新井場徹、中田浩二、藤本主税、宮本恒靖、柳沢敦
▽最優秀育成クラブ賞 清水
〔共同〕