岸田文雄外相は6日夜、北朝鮮の核実験を踏まえ、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相、ドイツのシュタインマイヤー外相、欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表と相次ぎ電話協議した。外相らとは北朝鮮を厳しく非難するとともに、国連安全保障理事会での対応を含め緊密に連携していく方針で一致した。
終了後、岸田氏は記者団に「できるだけ速やかに強い内容の安保理決議案を採択できるように各国と連携していく」と強調。尹氏は岸田氏に「日韓米の協力が大変重要だ」と述べたという。
これに先立ち、岸田氏はケネディ駐日米大使と外務省内で会談し、日米が結束していく重要性を確認した。