【シドニー支局】28日のシドニー外国為替市場で円相場は前日同時点(118円40~50銭)から20銭円安・ドル高の1ドル=118円60~70銭で始まった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表直後には円が売り込まれる場面もあったが、その後は米国景気の不透明感が増しているとの受け止め方から買い戻され、円は下げ幅を縮小している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前日同時点(0.7010~0.7020)から続伸し、0.7025~0.7035ドルで始まった。対円では前日同時点(83円05~15銭)から30銭円安・豪ドル高の1豪ドル=83円35~45銭で推移している。
ニュージーランド(NZ)ドルは前日同時点(0.6505~0.6515ドル)から反落し、1NZドル=0.6435~0.6445ドルで始まった。対円では前日同時点(77円05~15銭)から70銭円高・NZドル安の1NZドル=76円35~45銭で推移している。NZ中央銀行が政策金利を2.50%に据え置き、追加緩和を示唆したことで、NZドルが売られている。
ユーロ円相場は前日同時点(128円55~65銭)から60銭円安・ユーロ高の1ユーロ=129円15~25銭で推移している。