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中学校の部活動、文化部についての意見は 実態は様々

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-5-1 21:02:37  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


朝日新聞デジタルのアンケート


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今シリーズ3回目は、文化部について考えます。所属するのは中学生全体の2割ほどですが、毎日練習という部から週1日という部まで、活動の実態はさまざま。朝日新聞デジタルのアンケートに寄せられた声を紹介するとともに、文化活動の魅力をもっと発信しようとつくられた「全国中学校文化連盟」についてお伝えします。


■「中文連」、全国規模の祭典開催


文化部の中には、なかなか活動の成果をみせる機会がないという部もあるようです。そんな部が活躍できる場をつくろうと活動している団体があります。「全国中学校文化連盟(中文連)」。2000年に設立されました。傘下の地域連盟は17都県4市と発展途上の組織ですが、ゆくゆくは全国の文化部を束ねる存在をめざしています。


吹奏楽や合唱のように全国大会があるところはともかく、文化部には、活動発表の場が校内の文化祭だけ、という部もあります。その活躍の場を広げるために、中文連は「全国中学校総合文化祭」を開いています。東京で開かれた昨年は、舞台で演劇、吹奏楽、郷土芸能といったパフォーマンスが披露されました。展示では絵画、書写、手芸、科学研究などの成果が並びました。


発表の場があることにどんな意味があるのでしょうか。


中文連の組織化の中心を担ってきたのは東京都連です。現会長の大原章博さん(大田区立蓮沼中学校長)は、自身が長く顧問を務めた演劇部を例に挙げました。「それまで都大会で終わっていた活動が、全国の舞台まで伸びる。内容に磨きがかかり、生徒が成長します。また、都大会や全国に出た部ということになると、入部希望者が多くなります」


数が少ない上に、比較的廃部になりやすいのが文化部。安定には何より生徒のニーズがあることが重要です。総文祭があることで、部員のモチベーションが高まり、部外へのアピールも増すというわけです。やる気のある顧問にとっては、「全国レベルの指導者」の触れ込みがあれば、異動しても移った先の学校で部をつくりやすくなる効果もあるといいます。


大原さんは校長として、部活動そのものの役割を評価しています。勉強以外に生徒が熱中し、自己肯定感を持てる機会と考えるからです。ただ現状では、「入らなければ」と大きな運動部に入ったものの挫折してやめてしまい、そのままどこにも所属しない生徒もいます。文化部がその魅力や存在感を発信できれば、受け皿にもなると考えています。


中文連がカバーする部は、音楽、芸術のほか、囲碁・将棋、文芸、新聞と「なんでもあり」。大原さんは、将来的には中文連がすべての部の全国大会を整えられるようになればいいと言います。


大原さんは「全国の舞台というのは名誉なこと。出るには努力も必要です」と話します。ただ、そこまで活性化するのは、まだまだ先のことだと考えているそうです。(村上研志)


■文化部について寄せられた声


中学校の部活動のアンケートで、これまで紹介した意見の多くは、主に運動部の現状について書かれたとみられるものでした。今回は、文化部についての意見を紹介します。少し違った部活動の姿が見えます。


●「高校2年生です。私は中学校のときに放送部に入っていました。文化部ということで秋まで部活があり、コンクールの上位突破を目標としていたので土日も活動していました。私は推薦入試で今の高校に入ったのですが、もう少し部活の負担がなければ受験勉強に心置きなく取り組めたのかなと思います。しかし、部活以外の接点がない友達とも付き合うきっかけができたのは、紛れもなく部活のおかげです。考え方の違いからすれ違うことも多かったのですが、それでも仲良くするにはどうすればいいのだろうと考えさせられる、いい経験だったと思います」(兵庫県・10代女性・その他)


●「中学時代、私自身は『全員がレギュラー』である吹奏楽部に所属していました。ぶつかり合いながらもあんなに大人数で同じ目標に向かって協力できたのは初めての経験でした。望んでいた結果が出なくとも、人と協力することに意味があり、それによって達成感が生まれる。このことを一度学べば、その後の人生のどんなことにも意義を見いだせるのではないかと思います」(埼玉県・20代女性・中学生の家族)


●「小学生の親です。数年後に進学する地域の中学校は部活動は強制的に入部という慣習ですが運動部か吹奏楽部しかなく、スポーツも音楽も苦手な子には苦痛です。本来は自由な課外活動のはずなのに、必修であるかのような雰囲気になっているのは不思議でなりません。せめて英語部や演劇部などの文化部の選択肢があれば良いのですが」(群馬県・30代女性・その他)


●「中学時代、運動が苦手で運動部は嫌でしたが、文化部は数も人数も少なく、友達作りに影響するのではという思いから、運動部に嫌々所属していました」(福島県・20代女性・教員)


●「絶対ではないが、暗黙のルールとして部活に入らなければいけない雰囲気がある。運動が苦手な子は、文系の部活を選ぶことになるが、学校にある数少ない文系部活にやりたいものがないと居場所を見つけることができない。無理に自分をどこかに当てはめて、そこで頑張らせるというところに極めて日本的なものを感じるのは私だけだろうか」(東京都・40代女性・中学生の親)


●「子供の通う公立中学校は運動部至上主義になっている。文化部に所属する我が子は教師から『しょせん文化部』といわれ、地域のボランティア活動に参加していることを報告すると『文化部で暇だから』と一蹴されて悲しい思いをしている」(埼玉県・40代女性・中学生の親)


●「美術部に入部しています。子供の自由を尊重しているのはじゅうぶんありがたいけれど、マンガを持ち込んでのイラスト部になっている。時間を決めて美術活動の時間、お楽しみの時間というふうにならないかと。一度、顧問の先生に相談してみたけれど改善されず」(滋賀県・40代女性・中学生の親)


●「文化系の部活動が著しく貧弱である。私の中学は25学級、1000人の大規模校だったが、男子が入部できる文化部は吹奏楽部だけだった。外部の指導者を受け入れ文化部を充実してほしい。共学校では合唱部は混声合唱を原則としてほしい」(東京都・40代男性・その他)


■吹奏楽部、親と教員の心配


吹奏楽部については、活動時間が運動部以上に長いという指摘や成績至上主義への疑問がアンケートで投げかけられました。中学生の親と教員から、取材班に投稿がありました。


「週7日の活動で定期的な休みがない。大人で言うと明らかに働き過ぎ」と書いたのは、公立中3年の長女が吹奏楽部に入っている神奈川県の主婦(40代)。


「最初は『何で休みがないの?』と泣いていた子どもも慣れてしまった」ものの、「家の用事で休ませるのにも理由を言わなければならない」現状に疑問を感じます。「運動部はグラウンドをシェアするけど、吹奏楽部は練習場所が使い放題。指導者は休みがないことをおかしいと思っていないようだが、生活のバランスを思うと休日は必要では」


新潟県の公立中の男性教員(50代)は、「吹奏楽部の顧問がしたくて教員になった」と指導に情熱を傾けます。活動は月曜が休み。土、日は6時間の練習をするそうです。


投稿で強調するのは、成績至上主義が生まれる現実です。「自分も部活動は楽しむ場だと思う。でも、『賞をとらなくても、演奏して拍手をもらうことが楽しいこと』といくら説明しても、生徒も保護者も理解しない。好成績を収めると自信が生まれ、ようやく拍手が自分たちに向けられていると思えるようだ」


また、楽器購入費が高く、「親も子どもも『楽しむためだけに金をかけられない』という雰囲気」と明かしました。





 

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