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ワゴン車がダム湖に転落、5人死亡 大阪・河内長野

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-5-30 9:09:55  点击:  切换到繁體中文

 

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フェンスが破れた現場と転落した車を調べる消防隊員ら=29日午後5時33分、大阪府河内長野市、朝日新聞社ヘリから、遠藤真梨撮影


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29日午後2時35分ごろ、大阪府河内長野市の滝畑ダムで「車がダム湖に落ちた」と通行人から119番通報があった。府警によると男性6人乗りのワンボックス車で、50代3人と60代2人の計5人は搬送先の病院で死亡が確認された。残る1人が意識不明の重体。現場の府道にブレーキ痕が確認できず、府警は運転を誤ったとみて、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の容疑で調べる。


6人は大阪市天王寺区の建設会社の従業員。死亡した5人中、身元が判明したのは同府東大阪市喜里川町の中野照夫さん(51)と住所不詳の山内一人(かずと)さん(64)。意識不明の1人は大阪市天王寺区東上町の東川健義さん(26)という。


河内長野署によると転落現場は、ダム湖にかかる「夕月橋」の西端から約10メートル南の府道付近。片側1車線のほぼ直線道路で見通しはいいという。高さ120センチ、幅295センチの金属製フェンス計5枚が道路脇でなぎ倒されていた。同署は、府道を北上していた車が対向車線を越えてフェンスを倒し、10メートルほど下のダム湖に転落したとみている。


6人は同僚や家族ら約20人と同日午前8時ごろから、近くの「光滝寺キャンプ場」でバーベキューをしていた。午後2時半ごろに解散し、車4台に分乗して帰るところで、転落した車が先頭だった。


河内長野市消防本部などによると、後ろから来た同僚らが5人を車から引き揚げたが、50~60代の4人は意識がなく、東川さんはわずかに意識があった。車中に残されていた1人はその後、午後5時50分ごろに引き揚げられたが、意識はなかったという。建設会社の社長(49)によると、運転していたのは東川さんで「酒も飲んでいないし、持病もない」と話している。


滝畑ダムは河内長野市中心部から南西に約9キロ離れた、和歌山県との県境近くにある。大和川水系・石川(いしかわ)の上流で、治水などを目的に1982年にできた。光滝寺キャンプ場は宿泊施設も備え、週末は1500人収容のバーベキュー場がにぎわうという。




 

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