開幕戦で声をかける山沢(左)=関田航撮影
ラグビートップリーグで、筑波大4年の山沢拓也(21)=パナソニック=が現役大学生としては初めてリーグ出場を果たした。日本代表入りにも期待がかかる有望株。スピードやパワーに戸惑いながらも、経験を積んでいる。
8月26日に東京・秩父宮で行われたヤマハ発動機との開幕戦。リーグ4連覇を狙うチームのSOとして先発したが、思ったように力を発揮できず、苦いデビューとなった。
「公式戦でいつもと違う緊張感だった。慣れていかないといけない」。雰囲気にのまれ、ボールに触れる機会は少なかった。自ら攻め上がる見せ場も作れず、後半12分に交代。「前半は勝負にいくプレーができなかった。後半、修正してやっていきたいというところで交代。ちょっと、やりきれなかった」と悔やんだ。
埼玉・深谷高から筑波大に進み…