王毅国務委員兼外交部長(外相)は18日、「一帯一路」(the Belt and Road)国際協力サミットフォーラム諮問委員会の2020年度会議にテレビ会議の形式で出席した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
王部長は、「今年、新型コロナウイルス感染症による打撃を前に、『一帯一路』国際協力は高い強靭性と活力を示し、各国の新型コロナとの闘い、経済の安定、民生の保障に重要な役割を発揮してきた」と指摘。
また王部長は、「習近平国家主席は『一帯一路』を協力の道、健康の道、回復の道、成長の道とする必要性を強調し、『一帯一路』国際協力の方向性を指し示した。『協力の道』を築くには、開放・協力、互恵・ウィンウィンを堅持する必要がある。『健康の道』を築くには、感染症との闘いにおける国際協力を推進し続ける必要がある。『回復の道』を築くには、新型コロナ対策と経済・社会発展を統合的に計画する必要がある。『成長の道』を築くには、世界経済の新たな原動力を掘り起こす必要がある」と述べた。
王部長はさらに、「中国が積極的に構築する新発展構造は、相互に開放し、相互に促進する国内と国際的な2つの循環『双循環』だ。新発展構造の下、中国市場の潜在力は十分に引き出され、対外開放の扉はさらに開け放たれるだろう。中国経済の質の高い発展は、必ずや『一帯一路』の質の高い共同建設に、さらに強靭な原動力と広大な空間をもたらす。中国は引き続き各国と『ファストトラック』及び『グリーンチャンネル』の協力体制を最適化し、国際的な大型輸送経路の輸送効率と質をさらに高めていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月21日