右手をあげてゴールに飛び込んだ日本郵政のアンカー寺内
第36回全日本実業団対抗女子駅伝は27日、宮城県松島町から仙台市陸上競技場までの6区間42・195キロであり、日本郵政グループが2時間15分8秒で初優勝し、22チームの頂点に立った。13秒差の2位に第一生命が入り、3位はヤマダ電機。4連覇を目指したデンソーは11位。第1中継所で20メートルを超えてたすきを渡した豊田自動織機が失格となった。日本郵政グループは、リオ五輪トラック代表の鈴木亜由子、関根花観で2、3区をつないで3位につけ、5区鍋島莉奈が区間賞の走りで首位に立って逃げ切った。8位までが次回のシード権を獲得した。
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▽成績 ①日本郵政グループ(中川、鈴木、関根、岩高、鍋島、寺内)2時間15分8秒②第一生命 2時間15分21秒③ヤマダ電機 2時間16分8秒④九電工 2時間16分38秒⑤ワコール 2時間16分44秒⑥天満屋 2時間16分50秒⑦資生堂 2時間16分52秒⑧ユニバーサルエンターテインメント 2時間17分16秒
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【区間最高】1区(7キロ)一山麻緒(ワコール)21分50秒=区間新▽2区(3・9キロ)木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)12分4秒▽3区(10・9キロ)高島由香(資生堂)34分33秒▽4区(3・6キロ)シュル・ブロ(TOTO)11分5秒▽5区(10キロ)鍋島莉奈(日本郵政グループ)32分39秒▽6区(6・795キロ)西原加純(ヤマダ電機)21分25秒