7月の東京都知事選で、自民党の方針に反して小池百合子現都知事を支援した区議7人の代表者と、同党都連の下村博文会長が28日午前会談した。党都連の除名方針に対し、区議は「7人とも自民党に残りたい」と処分の見直しを訴えた。下村氏は1週間以内に身上書を提出するよう求め、会談後記者団に「(処分見直しは)身上書を見て判断したい」と述べた。
会談したのは、小池現知事を支援した豊島、練馬の両区議7人のうち代表者2人。党都連は9月、7人に離党勧告処分を出し、10月30日までに離党届を出さなければ除名する方針を決定。7人は離党届を提出しなかった。小池知事への世論の支持が高いことから、党内で処分見直しを求める声が出て、都連は処分の判断を延期している。