ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は15日、イタリアのバルディフィエメで個人第10戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が3位に入った。表彰台は3位だった昨年11月の今季第2戦以来で、通算42度目。
渡部暁は前半ジャンプ(HS134メートル、K点120メートル)で129メートルを飛び3位につけ、首位のエリック・フレンツェル(ドイツ)から30秒差でスタートした後半距離(10キロ)で順位を保った。フレンツェルが2連勝でW杯今季6勝目、通算37勝目を挙げた。
永井秀昭(岐阜日野自動車)は11位、渡部善斗(北野建設)は28位、渡部剛弘(ガリウム)は34位。前半2位の山元豪(早大)は38位、清水亜久里(ユーグレナ)は42位に終わった。加藤大平(サッポロク)は後半で途中棄権した。(時事)