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2020年10月27日、アント集団は新規株式公開(IPO)の価格を設定したことを明らかにした。最終的なA株発行価格を1株68.8元(1元は約15.5円)に確定し、時価総額は2兆1千億元になり、先に複数の投資銀行が予測した約2兆5千億-3兆元より20-30%低い。同発行価格に基づけば、アント集団の社員と顧問は計1376億9千万元を獲得し、1人あたり平均800万元を超える見込みだ。環球網が伝えた。
アント集団の上海市場と香港市場での発行価格に基づくと、馬雲(ジャック・まー)氏は保有する同集団の8.8%の株式の価値が274億ドル(1ドルは約104.4円)になり、資産総額は716億ドルに達して、世界で11番目の富豪になる。馬氏だけでなく、今回のIPOによって資産額が1億元を超える人が少なくとも18人いるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年10月28日
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