アイススケート場のイメージ画像(作品から) (C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会
聖地「佐賀県長谷津町」が東京に――。佐賀県は男子フィギュアスケートを題材にしたアニメ「ユーリ!!! on ICE」との共同企画を実施する。主人公が唐津市をモデルにした架空の「長谷津町」出身という設定が縁で実現。3月には東京に作品内で登場したアイススケート場をイメージした空間が作られるほか、唐津市内で県産品とのコラボグッズを販売する。
企画名は「サーガ!!! on ICE」。3月6日~12日、東京都新宿区の明治神宮外苑アイススケート場を、「ユーリ」に登場するスケートリンク「アイスキャッスルはせつ」をイメージして装飾。登場人物と県産品がコラボした描き下ろしイラストの等身大ボードや、作品世界の中で写真を撮影できる場所を用意する。事業費は約1500万円。また3月6日~5月7日には、唐津市内で、県産品とコラボしたフードメニューやオリジナルグッズが販売されるという。
「ユーリ!!! on ICE」は「佐賀県長谷津町」出身のスケーター・勝生勇利(かつきゆうり)の前に、世界選手権5連覇中のロシア選手がコーチとして現れ、二人三脚でグランプリファイナル優勝を目指す物語。昨年10~12月、テレビ朝日やサガテレビなどで放映された。
「トッキュー!!」「モテキ」などで知られる漫画家の久保ミツロウさん(長崎県佐世保市出身)らが原案を務め、美しい演技シーン、人気男性声優の起用などで女性を中心に話題を集めた。
作品では、唐津市の温泉施設そ…