前半、チーム3点目を決める浦和・李⑳=長島一浩撮影
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は26日、各地で1次リーグがあり、F組の浦和は本拠でウェスタンシドニー(豪州)に6―1で大勝し、4勝1敗の勝ち点12で1次リーグ突破となる2位以内が確定。2年連続で16強による決勝トーナメント進出を決めた。E組の鹿島も敵地で蔚山(韓国)を4―0で破り、3勝2敗の勝ち点9として2011年以来の16強入りを決めた。
■4戦ぶり先発の李「結果出せてよかった」
浦和は公式戦4戦ぶりに先発したMF李が、1得点1アシストの活躍だった。
前半43分、速攻から抜け出して相手GKを引きつけたMF駒井から受けたパスを、得意の左足で蹴り込んだ。「前の試合は1分も出られず、悔しい思いをした。1分でもチャンスがあれば、決めてやると思っていた」。チーム3点目となる、試合の流れを決める貴重なゴールだった。
浦和は22日のJ1札幌戦から先発5人を入れ替えた。李もその1人。今季はJ1で6得点の新加入FWラファエルシルバの活躍もあり、控えに回ることが多かった。3―1とされた後の後半26分には、そのラファエルシルバのチーム4点目をアシスト。アピールにも、1次リーグ突破にも成功した。李は「結果を出せて良かった」と喜んだ。